2009.05.01
臼杵陽氏の岩波新書『イスラエル』刊行
Posted by:情報センター・スタッフ
中東地域研究者のなかでもイスラエル/パレスチナを中心に研究をされてきた第一人者、臼杵陽氏による岩波新書『イスラエル』が刊行された。
これまで各新書サイズの書籍では、中東和平やパレスチナ問題をテーマにしたもの、あるいはユダヤ人問題や聖書時代も含めた歴史を扱ったものはあったが、現代国家としてのイスラエルそれ自体に焦点を絞ったものはなかった。
それがこのたび、臼杵氏の手によって書き下ろされた。
パレスチナ占領、そしてガザ攻撃のようなことがどうして起こっているのかを理解するためにも、「イスラエルとは何か」を考えなければならない。
「パレスチナ」に関心を寄せる人びとにとっても、必読の一冊だ。