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2010.01.20

『オルタ』09年11-12月号に、パレスチナ関連記事2つ

Posted by:情報センター・スタッフ

  『オルタ』(アジア太平洋資料センター) の09年11-12月号に、当センターのスタッフ二名が記事を寄せています。

 まず、特集「1989→:自由と民主化の神話」では、早尾貴紀が、「矛盾を深めゆく「ユダヤ人国家」ーーパレスチナ/イスラエル問題における「1989年」の転換点」を書いています。第一次インティファーダの最中に起きた冷戦崩壊、そしてその直後の湾岸戦争が、その後の「和平プロセス」を演出し、それが現在の閉塞状況をつくり出しました。その20年間を分析しています。

 また「Around the World」のコーナーには、役重善洋が、「「植民地問題」とイスラエル」を書きました。ユダヤ人入植地の問題を、広く建国以来の歴史スパンで、かつ世界大の植民地主義の問題の文脈で論じています。

 なお、「オルタの本棚」のショート・レヴューでは、サラ・ロイ『ホロコーストからガザへ』(青土社)が取り上げられています。

 ぜひご一読ください。

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